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目次(5項目)

山手線一周のマメ・靴擦れ対策

先に結論。

  • 40kmでいちばん多い悩みが足のマメ・靴擦れ。でも大半は事前のひと手間で防げる。
  • 鍵は、履き慣れたクッション靴+厚手ソックス+こすれる場所に事前のワセリン。
  • 当たると感じた瞬間に立ち止まり、靴下のシワと靴紐を直す。絆創膏は当たる前に貼る。

約40km・約6万歩、ずっと硬いアスファルトの上を歩く。だから足のトラブルは起きやすいし、実際に歩いた人の記録でも、いちばん多かった悩みが足のマメと靴擦れだった。何を履いたかの傾向は実データで見る靴にまとまっている。

ただ、身構えなくていい。マメも靴擦れも、できる仕組みがはっきりしているぶん、先回りすれば防げる。ここでは防ぎ方と、もしできてしまったときの対処をまとめて渡しておく。

マメ・靴擦れはなぜできる?

正体は、皮膚が同じ場所で何度もこすれること。それだけだ。 摩擦と湿気と時間の3つが重なると、その一点が水ぶくれになる。

長距離でこれが起きやすいのには理由がある。歩くほど靴の中で足がわずかに滑り、汗で湿ればさらにこすれやすくなる。6万歩ぶん同じ場所が擦られれば、普段は平気な人でも当たりが出る。つまりマメは体力や根性の問題ではなく、摩擦の管理の問題だ。

できやすいのは、かかと・小指の外側・指の付け根あたり。ここが靴と当たりやすいポイントで、逆に言えばこの数か所に手を打っておけば大半は防げる。

どう防ぐ?

防ぐ鍵は、履き慣れたクッション靴に厚手ソックスを合わせ、こすれる場所へ事前にワセリンを塗っておくこと。 出発前の数分で、当日の足がまるで変わる。

まず靴は、履き慣れたクッションのある一足を。おろしたての新品は足に馴染んでおらず、靴擦れの原因になりやすいので当日おろすのは避けたい。詳しい選び方は靴の選び方にある。靴下は薄いペラペラより、厚手でクッション性のあるものを選ぶと摩擦そのものが減る。汗が乾きやすい素材だと湿気も抑えられ、指のこすれが気になる人は5本指ソックスも合う。

そのうえで、かかとや指の付け根など当たりやすい場所へ薄くワセリンを塗っておく。摩擦がすべって逃げるので、これが地味にいちばん効く。小さなチューブで十分だ。過去に決まった場所がマメになる人は、痛くなる前にそこへ絆創膏を1枚貼ってから歩き出すといい。持ち物は持ち物チェックリストにまとめてある。

いちばん大事なのは、歩いている最中の合図を逃さないこと。「なんか当たるな」と感じたら、そこが対処のタイミングだ。その場で立ち止まって、靴下のシワと、緩んだ靴紐を直す。靴紐は歩くと緩んで足が滑るので、締め直すだけでマメがぐっと減る。ついでに靴を脱いで汗を乾かせば、なおいい。

できたらどうする?

もうできてしまったら、無理につぶさず、保護して、痛みがひどければ最寄り駅から帰る。 これで悪化はほぼ止められる。

小さくて痛みが軽いマメは、そのまま絆創膏やマメ用の保護パッドで覆って摩擦から守るのが基本だ。水ぶくれはできれば自分でつぶさないほうがいい。皮膚が屋根の役割をしてくれるので、破らずに保護したほうが治りが早い。靴擦れで皮がすりむけた場所も、絆創膏で覆って直接こすれないようにする。

それでも一歩ごとに痛むほどになったら、無理をしないのがいちばんだ。山手線一周は、輪のどこにいても最寄り駅が15分以内にある。目の前の駅から電車で帰って、続きはまた別の日に歩けばいい。痛みが強い・腫れがひどい・熱を持つといったときは無理をせず、心配なら医療機関で診てもらおう。足を守れれば、山手線はいつでも待っていてくれる。

よくある質問

Q. 水ぶくれは針でつぶしていい? A. 自分でつぶすのは基本おすすめしない。皮膚が守ってくれるので、つぶさず絆創膏やパッドで保護したほうが治りが早く、感染も避けやすい。ひどいときは無理せず医療機関へ。

Q. 絆創膏は痛くなってから貼ればいい? A. 当たる前に貼るのがコツ。過去にマメになった場所や「当たるな」と感じた時点で貼っておくと、そこから先の悪化を止められる。

Q. ワセリンがないときは? A. 厚手ソックスと、こまめな靴紐の締め直し・靴下のシワ直しだけでもかなり防げる。ワセリンは摩擦対策の上乗せなので、当日なければまずこの2つを徹底しよう。

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