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目次(5項目)

山手線一周がきつくなったら?

きつくなったら、いつでも最寄り駅から電車で帰れる。これが山手線一周の最大の安心材料だ。

歩いているのは駅がぐるっと並んだ輪の上。次の駅までは平均約1.15km、いちばん離れた大崎〜品川でも2.0kmしかない。数分歩けば必ずホームにたどり着く。

だから「完走できなかったらどうしよう」と身構えなくていい。途中でやめても失敗じゃない。歩いた分だけ、ちゃんと冒険だ。

途中でやめても失敗じゃない?

失敗ではない。むしろ、いつでもやめられるのが山手線一周の一番いいところだ。

普通のロングウォークやトレイルは、いったん山や郊外に入ると簡単には引き返せない。山手線一周はその逆で、30駅すべてが街なかにある。歩いている間ずっと、すぐ隣に帰りの電車が走っている。この安心感があるから、特別なトレーニングも下調べもなしに、ノリで歩き出せる。

半分の約20kmまで来て切り上げたって、それは立派な”山手線ハーフ”だ。短く区切って歩く楽しみ方は半周だけ歩くやエリア攻略にまとめてある。全部を一度で回りきることだけがゴールではない。歩いた距離は、そのまま自分のネタになる。

やめどきのサインは?

体からのサインが出たら、我慢せず切り上げる。それが正しい判断だ。

無理を続けていいことは一つもない。次のようなサインが出たら、最寄り駅から帰るタイミングだと考えていい。

  • 足のマメや痛みが、かばって歩くほど強くなってきた
  • 頭がぼんやりする、気分が悪い、汗が出なくなった(暑い日)
  • 寒くて体が震える、指がかじかむ(寒い日)
  • 楽しさより「早く終わらせたい」が完全に上回った

マメや足の痛みはマメ・靴擦れ対策で先に手を打てば粘れることも多いが、それでもつらければ帰っていい。暑さや寒さの危険サインは体の警告なので、ここは根性で押し切らない。楽しくなくなったから帰る、というのも十分に正当な理由だ。山手線一周は逃げないので、また元気な日に続きを歩けばいい。

気持ちよく切り上げるには?

「ここまで歩けた」を数えて、ご褒美に向かうのがコツだ。

やめると決めたら、残りの距離ではなく歩いてきた距離を数える。「新宿から上野まで歩いた」だけでも、電車なら十数分の区間を自分の足で越えたことになる。できなかったことより、できたことに目を向けると、切り上げも前向きな締めになる。

そのまま帰るより、近くの銭湯や店で一息つくと1日がきれいに終わる。歩き疲れた足で長距離移動するより、最寄り駅の周りでご褒美を挟むほうがラクだ。候補は完走後のご褒美から探せる。次に全部を回りきりたくなったら、ペース配分で時間の組み立てを見直しておくと、次回はぐっと楽になる。

よくある質問

Q. 山手線一周は途中でリタイアできますか? A. できます。30駅すべてが街なかにあり、次の駅まで平均約1.15kmなので、きつくなったら数分歩いて最寄り駅から電車で帰れます。輪の上を歩く山手線一周ならではの安心材料です。

Q. 完走できなかったら意味がないですか? A. そんなことはありません。半分の約20kmでも立派な”山手線ハーフ”ですし、歩いた距離はそのまま経験になります。全部を一度で回りきることだけがゴールではありません。

Q. どうなったら帰るべきですか? A. 足の痛みがかばって歩くほど強い、頭がぼんやりする・気分が悪い、寒くて体が震える、といった体のサインが出たら切り上げどきです。我慢して押し切らず、最寄り駅から帰りましょう。

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